『東南文化』2017年第6號(hào)主な論文の要旨
1.中國(guó)博物館におけるオリジナル大型特別展示の創(chuàng)新理念と模索と実踐について—広東省博物館を例とし魏峻館長(zhǎng)に聞く(魏峻 毛頴)
要旨:近年、我が國(guó)博物館において展示特に大型オリジナル特別展示は空前の発展チャンスに迎えている。広東省博物館は、本館の目標(biāo)と収蔵品構(gòu)造體系そして公衆(zhòng)需要を纏めて、特別展示の主題方向とそのシーリズを企畫(huà)し、“展示企畫(huà)者責(zé)任制+チーム共同作業(yè)”という企畫(huà)モデルを取り、競(jìng)爭(zhēng)システムで企畫(huà)人材を選び、チーム共同での作業(yè)する能力を養(yǎng)成する。また、當(dāng)博物館は、社會(huì)教育、公衆(zhòng)體験、観覧ガイド、展示評(píng)価そして社會(huì)展示企畫(huà)者、公募基金などの面で、試みた。このような理念創(chuàng)新と模索は、中國(guó)博物館のオリジナル特別展示作業(yè)に參考になる。
キーワード:博物館 大型オリジナル特別展示 展示企畫(huà)者 観覧ガイド 公衆(zhòng)體験 社會(huì)展示企畫(huà)者 創(chuàng)新理念 広東省博物館 魏峻
2.江蘇東臺(tái)辭郎村遺跡発掘簡(jiǎn)報(bào)(南京博物院 無(wú)錫市文物遺産保護(hù)と考古研究所 東臺(tái)市博物館)
要旨:辭郎村遺跡は江蘇省東臺(tái)市辭郎村の東に位置し、泰東川の両岸に分布している。2011年11月から2012年1月にかけて、南京博物院は無(wú)錫市文物遺産保護(hù)と考古研究所そして東臺(tái)市博物館と共同で、當(dāng)遺跡に緊急調(diào)査を行った。晩唐から南宋までの灰溝、灰坑、井戸そして墓は検出された。磁器、土器などの遺物が多數(shù)出土した。これらは泰東川の歴史、里下河地區(qū)において製塩業(yè)と経済史の研究に非常に重要な実物資料になる。
キーワード:東臺(tái)市 辭郎村 泰東河 晩唐から南宋まで
3.江蘇明清時(shí)代の海防遺構(gòu)調(diào)査報(bào)告(南京博物院 連雲(yún)港市重點(diǎn)文物保護(hù)研究所)
要旨:2015年7~12月、南京博物院は連雲(yún)港市重點(diǎn)文物保護(hù)研究所と共同で、江蘇省內(nèi)沿江と沿海に築いた明清時(shí)代の海防遺構(gòu)を調(diào)査した。砲臺(tái)、城壁、兵営、弾薬庫(kù)、墓、古河跡と石碑などの遺構(gòu)が計(jì)8類77箇所発見(jiàn)された。これらの発見(jiàn)は明清時(shí)代の海防遺構(gòu)資料の空白を埋めた。江蘇省海防遺構(gòu)の分布が明瞭になり、更なる保護(hù)と研究の基礎(chǔ)資料になる。
キーワード:江蘇省 明 清 海防遺構(gòu)
4.南京江寧上坊謝家山出土した“天乙”銘滑石豚手握りと司命信仰—玉石豚の葬送意味を検討(王煜)
要旨:南京江寧上坊謝家山で滑石豚手握りが一対出土した?!疤臁堡取耙摇便懁饯胃共郡丝踏蓼欷皮い搿!疤煲摇堡瞎糯枪伽壬瘛疤煲弧堡萎惷?。漢六朝時(shí)代の観念に天一は北闘と密な関係を持ち、司命信仰の一部に屬する。漢晉時(shí)期においてこの信仰は北闘に偏って、古代文獻(xiàn)によく見(jiàn)られる。六朝時(shí)期に天一に偏り、道教文獻(xiàn)によく見(jiàn)られる。漢六朝時(shí)期において、流行している玉石豚手握りはこの司命信仰の表しだ。六朝時(shí)期に北闘の部分は七星板に入れ替われ、玉石豚は更に天一の部分に偏っている。この傾向は道教が伝統(tǒng)信仰の継承と発展に繋がっている。
キーワード:玉石豚 天一 北闘 司命
5.生態(tài)(コミュニティ)博物館の中國(guó)経験及び學(xué)術(shù)性批判と反?。ㄅ耸赜溃?/p>
要旨:生態(tài)(コミュニティ)博物館は新博物館學(xué)理論の指導(dǎo)による博物館運(yùn)動(dòng)で、遺産在地化を?qū)g現(xiàn)させて、全體性と主體性を守って、遺産保護(hù)と社會(huì)発展を融合させることを使命とする。國(guó)外において、生態(tài)(コミュニティ)博物館についての論爭(zhēng)が続けている??梢暬bと観覧性は博物館コミュニティが“被観覧対象”になり、文化參入は形式主義だと風(fēng)刺されている。フランスとベトナムの生態(tài)博物館は開(kāi)館から僅か數(shù)年で、閉館になった。中國(guó)貴州の生態(tài)博物館は生き殘りには難しい。中國(guó)東部先進(jìn)地區(qū)において“第三世代生態(tài)博物館”が新しい試験方向になるか。文化參入と経済利益との連攜はどう理解するか。所謂“安吉モデル”は無(wú)謀な企畫(huà)だか。これらの問(wèn)題と議題に対して、學(xué)術(shù)性批判と反省が必要だ。
キーワード:生態(tài)(コミュニティ)博物館 遺産保護(hù) 社會(huì)発展 文化參入
(翻譯:黃建秋)